【業界初】放射冷却技術を用いた新素材 SPACECOOL®の不燃認定取得について | SPACECOOL株式会社(スペースクール)
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【業界初】放射冷却技術を用いた新素材 SPACECOOL®の不燃認定取得について

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【業界初】放射冷却技術を用いた新素材 SPACECOOL®の不燃認定取得について

SPACECOOL株式会社(代表取締役社長:宝珠山 卓志)は、放射冷却素材「SPACECOOL」(本素材)のフィルム(粘着剤付)(以下、本フィルム)で国土交通大臣認定の不燃材料の認定(不燃認定)を放射冷却素材として初めて取得しました。*1

本素材は、直射日光下において、宇宙に熱を逃がすことで、エネルギーを用いずに外気温よりも温度低下する放射冷却*2素材です。本素材を開発した大阪ガスによる20年夏の実証実験においては、直射日光が当たった状態で、本素材の表面温度が外気温より最大約6℃*3低くなったことを確認しており、世界最高レベル*4の放射冷却性能を実現しています。

この度、本フィルムが不燃認定*5を取得したことで、外壁や屋根など建築基準法の外装制限により不燃認定品の使用が義務付けられている箇所への貼付施工も可能となりました。

当社では不燃認定をはじめ、お客様が安心して利用できる本素材の開発を進めてまいります。

今回不燃材料の認定(不燃認定)を取得した放射冷却素材「SPACECOOL」のフィルム(粘着剤付)                             色:シルバー、ホワイト   サイズ:1250mm×25m、厚さ:0.1㎜
NM-5427(合成樹脂フィルム張/不燃材料(金属板を除く))
NM-5428(合成樹脂フィルム張/不燃材料(金属板))
NM-5429(合成樹脂フィルム張/アルミニウム合金板)

【不燃認定番号】

建築基準法(昭和二十五年法律第二百一号)法第二条第九号に基づく不燃材料の性能評価(金属板、金属板以外、アルミ板)に合格いたしました。*5

NM-5427(合成樹脂フィルム張/不燃材料(金属板を除く))

NM-5428(合成樹脂フィルム張/不燃材料(金属板))

NM-5429(合成樹脂フィルム張/アルミニウム合金板)

*1:当社調べによる。

*2:熱せられた物体の熱が電磁波(光)として運ばれる現象のこと

*3:大阪市此花区の大阪ガスエネルギー技術研究所にて計測(計測時の周囲気温は約35℃)。放射冷却素材を施工した鋼板の裏面温度を測定。

*4:公開されている論文を用いた当社および大阪ガス調べによる。

*5: 本フィルムが建築物の壁面及び天井等に施工することによって不燃認定品と認められるには、平成12530日建設省告示第1400号「不燃材料を定める件」に記載されている建築材料および認定書の別添に記載された基材に施工した場合に限ります。建設省告示第1401号(準不燃材料)、建設省告示第1402号(難燃材料)の建築材料及びその他準不燃材料、難燃材料へ施工しても不燃認定品にはなりません。表面に化粧を施された基材に施工しても不燃認定品になりません。建設省告示第1400号の建築材料の中には基材の状態により十分な接着力が得られずに剥離等の不具合が生じる場合がありますのでご注意ください。

会社概要

会社名 SPACECOOL株式会社
設立 2021年4月1日
本社所在地 東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー4F ARCH内
代表者 宝珠山卓志
事業内容 放射冷却素材SPACECOOL®の製造・販売
株主 WiL Fund II, L.P. 51%、大阪ガス株式会社 49%
お問い合わせ mail@spacecool.jp

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